2016/11/14
基本稽古 後編 こんどは私がそれ以上のものをいきますよ・・・
Ⅱ.基本稽古 後編ブログ11/13のつづき
4.前列は「間合いの出入りから面」 4本
後列は「打たせてもよいし、押さえてもよいし、返してもよい、捌いてもよい 何をやってもよい」
但し自分の体制が崩れてはだめ
面を仕掛ける方は、面はそこにあるわけですから「面に届かなかったり、滑ったり」してはいけない。
応じ技を出す方は、相手が面にくるのは分かっているので「一本にしなくては」いけない。
また、応じ技を出すが「体勢が崩れていては」意味がない。
仕掛ける方は、押さえられて体勢が崩れるようではだめ、また中途半端な打突もダメ、当たる当たらぬは別として何をされようが「打ち切る」
22:18
間合いが切れる所、ぶつかったり、中途半端な距離にならないように、相手が来ても届かないところまで行って初めて「残心」になる。
5.「面」を一本ずつ交代で打つ 4本
相手は対応技を出す(上記同様何をやってもよい)
まず ”合気”になって間合いの出入りをする...
合気→ハイで一歩詰める(対応側) →メーン(掛手)
気持ちを相手と会わせながら技を出す
プレジデント範士指導動画
https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=0UVXh6NMRIE
6.前列は小手 4本
後列は対応技(何をやってもよい)
7.「小手」を一本ずつ交代で打つ 4本
相手は対応技を出す(上記同様何をやってもよい)
35:08
8.「出小手」
相手が「面」に来たのを「小手」
「面」に誘って「小手」
「出小手」の場面で、相手が「面」に来ると想定していたが「小手」にきた、これに対し「相小手→面」になる打ち方が出来るとすばらしい。
「面」に来ると思って出小手」を打つ
「面」に来ると思っていたが違う動きをした、竹刀の動きが変わったり、 頭の位置が変わったり「面ではない動きをした」時に即「小手→面」に変化が出来ることがある。
これは普段練習をしておかないと対応できない。
そこを練習しましょう。
37:00
9.前列は「面」 2本
後列は「出小手」
前列は後の2本を「面 or 小手」を打つ(どちらに来るか分からない)
後列はこれに対し「出小手又は相小手→面」で対応する
「小手」に来たときに「相小手→面」が打てるかどうか...
少し難しいがやってみよう
10.前列は「面 or 小手」 4本
後列は「出小手又は相小手(手元を押さえる)→面」で対応する
前列は最初から「面に来るか小手に来るか分からない」
「面」に来たときは大体打ち抜けるが、「小手」に来たときは打突後とまってくれる。
そこを「(相小手[手元を押さえる])→面」にいく
これを覚えると楽
剣道で言う「手元を押さえる」
手元を抑えられると相手にとっては威力
04:53
プレジデント範士指導動画
https://www.youtube.com/watch?v=34VPt7gZVOg&feature=player_embedded
11.地稽古 1人
Ⅲ.プレジデント範士稽古後の講話
審査が迫っていますからひとつだけ... 何回か話をする中で触れているとは思いますが,
実際の立会をやって、まじめな人ほど、正直な人ほど「アッ 打たれたなあ~~」と表情に現れ、身体全体に出る。 こういう事が結構ある。
自分に嘘がつけない正直な人ほどそうなる。
だから尚更審査に通らない。
悪い言い方をするとズル賢い、打たれても知らん顔している人間ほど「周りから見ると動じていない」(ように見える)
本人も動じていないある意味、図々しいですから打たれても「なあに~~~俺の方がほら・・・」とやっているわけですから...
「あああ~~どうしようああ~~」との思いは、相手にも伝わるし審査員にも伝わってくる。
例えば4名でやっていてどれが一番いいかなと、〇を付けても(一番に)25%です。
少なくとも、4名の中で一番にならないと可能性(合格の)として出てこない。
例えば自分がBの場合 A&Cとやって両人より私の方が上ですよという状態を作らないと一番にはなれない。 わかりやすく言えば...
審査では、打たれた場合「ああいいとこです...」
しかし「今度は私がそれ以上のものを打ちますよ...」と これでいいんです。
「あああ~~~・・・・」とポシャッテはだめ
弱気な気持ちでやるのと「今度は私が行きますよ」と言うのとはまるっきり違う!
「気持ちの強さ...」 それは稽古の中で想定しておかないと...
審査をしながらいつも思うが「まじめで一生懸命やる人ほど通らない」
こういう傾向が剣道でも多い
なぜか... 「自分を自分自身で責めすぎている」
責めることは大事な事であるが、自分に自信が持てないような剣道を何時までやっていてもそこの問題は解決しない。
不安の中で稽古をやっていてもだめ
剣道の良いところは、未熟な所をいっぱい教えてもらって、自己反省をする機会をいっぱい作ってもらう。
それと同じくらい、それ以上に自信を持たせてくれるところを自分で作っていかないと、だれも作ってはくれない。
ここばっかり(悪いところばかり)やっている人はそこで止まってしまう。
自信が持てる方も自分で厚かましいくらいやっていかないと...
そうすることでバランスが良くなって、ここの(自信のもてる)方で稽古が出来るようになると楽しくなる。
そういう気持ちを自分で持ちながら...
稽古でもそうですし、審査でもそうです。
打たれる事を恐れることは無い... 「よし、その代り 今度は・・・」
そういう割り切り方を... バランスよくとはそういう事だと思う。
Ⅳ.副会長からの連絡
1.崇菱会の沖田先生(あえて実名で)が秋の叙勲で”瑞宝単光章”と言う名誉ある勲章を受賞されました。
この勲章は、”公務等に長年にわたり従事し成績を上げられたかた方”に授与されると。
拍手でこの栄誉を称えたいと思います。
「パチパチパチ・・・・・・・・・」
”おめでとうござういます”
2.平成29年崇菱会新年会のご案内
道場入口、及びブログ(11/5付)にも掲載しましたが、来週には参加記入用紙を全員に手渡します。
プレジデント範士のミニ講話(テーマは後日)も予定しておりますので、ご多忙の中、奮ってご参加頂きますようよろしくお願いします。
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